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Onoda

by 岸部一徳(テレビ版)

Onoda2

by 夏美よう(宝塚版)

小野田公顕

人物解説 編集

警察庁長官官房室長(通称・官房長)[1]。階級は警視監。6月4日生まれ[2]だが、年齢に関する詳細は不明。
S.1より登場。東京大学法学部卒業。警察庁から出向していた警視庁公安部参事官時代に、外務省公邸人質監禁・篭城事件に対応すべく、プロジェクトチーム「緊急対策特命係」を結成、その作戦参謀が杉下右京だった。この時の判断ミス[3]で部下と人質に死者が出てしまうが、上層部の判断により責任は窓際部署「特命係」への封じ込めという形で右京1人に押し付けられた。つまり特命係の誕生、並びに現状に至る原因を作った張本人である。何度か廃止された特命係の復活に関与したりするなど基本的には特命係を支援しており、廃止したがる内村を諭して処分されない様に手を回しているが、たまに味方なのか敵なのか分からない行動をとることもある喰えない男で、特命係を自分の手足、はたまた趣味のために利用している。警察内部の不祥事などが絡む事件の場合は、警察や国家の威信を守る立場に立ち、右京と対立することがあり[4]、また、尊の特命係配属の理由となった右京を調査する密命にも関与していた。
警視庁篭城事件発生前後から、警察庁長官と共に警察庁を省に格上げする改革に着手。その計画に反対する警視庁幹部一掃の人事を進めるが、その人事で懲戒解雇となった一人の幹部に襲われ死亡した(劇場版II)。その一ヶ月前の2010年6月から左翼過激派組織「赤いカナリア」が絡む国家を揺るがす事態を収束させるため、雛子と共に本多を「超法規的措置」により釈放する計画を進めていた(S.9-最終話)。
普段は飄々としているが、犯罪や政府組織などの腐敗を憎む気持ちは人一倍強く持っており、権威を利用して犯罪を隠蔽しようとした官僚に対して制裁を加えたことがある(S.1、S.5-各最終話、S.8-7等)。また、右京ほどではないが、大がかりな事件などで、誰もが全く気にしていない点に着眼し推察している(S.1-5)。一方で気が回りすぎて失敗してしまう事もあった(S.4-9)。
右京と2人で話をするため食事をする事が頻繁にあるが、「庶民的」な店では勝手が分からないようで、回転寿司で取った皿や食べ終わった後の皿をレーンに戻してしまう(S.1-4,S.3-3,劇場版Iなど)、湯飲みでボタンを押すお湯の注ぎ方がわからずに親指を火傷する(S.7-12)こともあった。
例外もあるものの基本的に右京と同様に敬語口調で、どんな若手警察官に対しても「さん」もしくは「君」付けで呼ぶが、右京に対してだけは「お前」「杉下」と呼んでおり、敬語はほかの人物へと比べて少ない。疑問を投げかけるときはよく「~かしら?」という口調を用いる。美和子に対し「特命係を動かしているのは、実は君の旦那様(=薫)なんだね。」と語る(S.5-15)など、薫を高く評価していた数少ない人物でもあった。
プライベートでは、孫を車で幼稚園に送る程の孫煩悩。「じいじ」と呼ばれ、孫に対しても敬語を使うこともある(S.1-5)。
2010年夏、死刑囚であった赤いカナリアの幹部・本多篤人の釈放と同時に、警察庁を省に格上げする改革を金子文郎警察庁長官とともに進める。警視庁幹部と対立するが、警視庁篭城事件の中で国家を揺るがすような機密を入手。それを逆手に取り、警視庁幹部の人事一掃を企むが、一人だけ懲戒解雇となった生活安全部の三宅卓男に刺され、死亡した。

脚注 編集

  1. 「官房室長」は架空の役職名だが、三浦が「官房長でいらっしゃいますか?」と尋ねる場面(S.1-11)以降、劇中で「官房室長」と呼ぶ人物は皆無となっていて、皆が「官房長」と呼んでいる。オフィシャルガイドブックでは「官房室長」が正式な肩書きであり、官房長はその略称であるとされていて、実際、小野田の警察葬時の看板には「官房室長」と明記されている。なお、警察庁長官官房の長の役職名は「官房長」(警視監)である。
  2. 『杉下右京手帳』(PHP研究所)による。
  3. アメリカ国務長官の来日が迫ったため即時解決を優先し、時間がかかっても無血での人質解放と犯人を投降をさせるという右京の作戦を打ち切った(S.1-11)。
  4. 内村が右京らに対し「あの人もただの官僚だ。いつもお前たちの味方してくれる訳ではない」と述べている(S.4-9)。小野田本人も「いずれお前と対決しなくてはいけないのかしら。無論、そうならないよう願っていますが…」と発言した事もある。
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